【今治市】不動産の売買で重要なポイント「用途地域」をざっくり解説！

こんにちは。

株式会社ナリーブログ担当です。

 

不動産の購入や売却、建築を検討されている方なら、

一度は耳にしたことがある「用途地域（ようとちいき）」。

この制度は、土地の使い方をルール化することで、安心で快適なまちづくりを実現するためのものです。

 

今治市でも、エリアごとに用途地域が定められており、

建てられる建物の種類や大きさなどが決まっています。

土地探しや建築計画を進める前に、ぜひ知っておきたい大切なポイントです。

 

今回は不動産の売買に大切なポイント「用途地域」をざっくり解説していきます。

 

 

■ 用途地域とは？

 

用途地域とは、都市計画法に基づいて「この地域は住宅中心」「この地域は商業中心」といったように、

土地の使い方の目的をあらかじめ定めた区域のことです。

 

例えば、住宅地の中に大きな工場や深夜営業の店舗が建ってしまうと、

生活環境が大きく変わってしまいます。

そうしたトラブルを防ぐために、用途地域によって建物の用途や規模が制限されています。

 

用途地域は全国の都市で設定されており、今治市も例外ではありません。

 

 

■ 今治市における主な用途地域の種類

 

今治市には、大きく分けて次の３つのタイプの用途地域があります。

 

① 住居系地域

主に住宅を建てるための地域で、静かで落ち着いた住環境を守ることを目的としています。

戸建て住宅やマンションなどが中心で、規模の小さい店舗や事務所であれば建築可能な場合もあります。

 

② 商業系地域

商業施設やオフィス、飲食店などが立ち並ぶ、にぎわいのある地域です。

住宅も建てられますが、店舗やビルなどの建築がしやすく、土地の活用の幅が広いエリアです。

 

③ 工業系地域

工場や倉庫など、産業活動の拠点となる地域です。

一部では住宅を建てることも可能ですが、周囲の環境や騒音への配慮が必要です。

 

このように、同じ今治市内でもエリアによって建築可能な建物や土地活用の方向性が大きく異なります。

また上記3つのタイプの用途地域から、今治市ではより複数の地域に細分化されています。

 

 

■ 用途地域で変わる建築ルール

 

用途地域によって、建てられる建物の種類だけでなく、

「建ぺい率（敷地に対して建物を建てられる割合）」や

「容積率（建物の延べ床面積の上限）」といった建築制限も変わります。

 

これらの数値は、建物の高さや大きさに関わる重要なポイントです。

「思っていたより大きな建物が建てられなかった」というトラブルを防ぐためにも、

事前に確認しておくことが大切です。

 

 

■ 今治市の用途地域を調べる方法

 

今治市では、インターネット上で「都市計画情報マップ」が公開されています。

地図上で住所をクリックするだけで、その場所の用途地域、建ぺい率、容積率などを簡単に確認できます。

 

また、今治市役所でも詳しい情報を教えてもらうことができます。

不動産会社に相談すれば、土地の用途地域を踏まえたうえでの建築・活用のアドバイスも受けられます。

 

 

■ まとめ：土地選びの第一歩は「用途地域の確認」から

 

土地を購入するとき、建物を建てるとき、

まず確認しておきたいのが「その土地の用途地域」です。

 

用途地域を理解することで、

・どんな建物が建てられるのか

・将来的にどんな活用ができるのか

・周囲の環境がどのように変わる可能性があるか

 

といった重要な判断材料を得ることができます。

 

 

■ 今治市での土地探しはナリー不動産へ

 

当社では、今治市内の各エリアの用途地域や建築条件を踏まえ、

お客様のご希望に合った土地・物件をご提案いたします。

 

「住宅を建てたい」「店舗を開きたい」「土地を有効に活用したい」

そんな方は、ぜひ一度ご連絡下さい。

 

私たちは、地域に根付いたネットワークと経験をもとに、お客様一人ひとりの理想をカタチにするお手伝いをいたします。

お気軽にご相談ください！